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人文学は人類最古の最も基本的な学問である
人文学は人類の自由と尊厳を高める学問である
人文学は人類の価値ある生き方と幸福を追求する学問である

韓国の教育部(日本の文部科学省に相当)は2016年から2018年までの3年間に、延べ600億ウォンを投資し、「コア(CORE: initiative for COllege of humanities’ Research and Education)事業」という、大学における人文学敎育への財政支援プロジェクトを進めている。この事業の重要な目的は二つ。一つ目は人文学の力量强化と振興、二つ目は人文学専攻学生における職業選択の幅の拡大。
全南大学校の人文大学(人文学部)における主な教育プログラムは以下の通りである。

● グローバル地域学モデル(独語独文学科/仏語仏文学科/中語中文学科/日語日文学科)
● 基礎学問深化モデル(国語国文科/英語英文学科/歴史学科/哲学科)
● 人文基盤融合モデル(人文学+情報通信技術+デザイン+文化事業)

この教育プログラムは、学生に次の三つの可能性を開くためのものである。

● 大学院への進学を容易にし、基礎学問である人文学を、より深く研究
● 世界の語学ㆍ文学をはじめ、政治ㆍ経済ㆍ社会ㆍ文化ㆍ歴史ㆍ哲学などを学び、グローバル地域学の専門家として成長
● 人文学を土台に情報通信技術、文化事業、デザインなどの教科課程を融合した、人文基盤融合専攻課程を履修

全南大学校人文大学は、正規の教科課程以外にも、多様な非教科プログラムを行っている。例をあげるなら、「勉強村(学生による共同勉強会)」、「教学相張(新入生と指導教員による勉強会)」、「人文学学術研究会(大学院生による勉強会)」、「人文学教授法開発(教官による教材ㆍ教授法開発)」「English Writing Lab(英作文教室)」、「人文学基礎能力伸張プログラム」、「文章綴り方教室」など。その他にも学生の就職支援強化のための「海外インターンシップ」、「国内インターンシップ」、「進路ㆍ就職キャンプ」などがある。

全南大学校コア事業は、団長1名、責任教官8名、博士学位所有の研究員10名、教育助手9名、事務2名、計30人の人材に加え、人文大学の全構成員による人文力量強化(CORE)という重要かつ切実なアジェンダへの協力体制によって、進められている。 急変するグローバル環境に適応し、人文学の未来を模索、ポストヒューマン時代における人文学の責務と方向を考えていこうとするものである。


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